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分科会3「利用学生・情報保障者・教員の三者による情報保障の質的充実」

【企画主旨】
分科会3の様子 近年、ノートテイクを中心に情報保障を実施する高等教育機関が増えている。さらには、手話通訳やパソコン通訳などの導入による情報保障手段の拡充、研修会の実施といった情報保障者のスキルアップや質的充実への取り組みも出てきている。また、障害学生支援に専従する職員を置くことで、聴覚障害学生の細かいニーズを引き出している例も見られる。
その一方で、ディスカッションでは進行役を置いて議論の進行をコントロールする、ビデオ教材を使用する場合はスクリプトなどを用意するといった教員や周囲の学生の配慮、工夫の必要性が言われて久しい。しかし、いまだに、「理解のある教員」、「理解のない教員」という言い方が為され、授業担当教員の情報保障に対する取り組みは「教員次第」というのが実情である。
情報保障支援は、利用学生、情報保障者の意見交換、情報交換やそれをもとにした工夫だけでなく、授業担当教員の積極的な支援、工夫によって、より良いものとなる。本分科会では、まず各パネリストがそれぞれの立場から事例を紹介する。それらの事例に基づいて、パネリスト、会場参加者でディスカッションを行い、授業の現場において三者がそれぞれに為し得る工夫、為すべき努力について整理する。本分科会の参加者が、整理された情報保障の取り組みを、各自の現場で実施できるような討論を行いたい。
また、教員が積極的に関わるような支援体制をいかに構築するかについても検討を行う。


【司会】
 田中啓行氏(早稲田大学障がい学生支援室)

【話題提供者】
 「情報保障者の立場から」
  朝日美奈子氏(筑波大学人間学類心身障害学主専攻3年)
 → PPT資料のダウンロードはこちらから(PDF 0.2MB)当日資料
 → レジュメのダウンロードはこちらから(PDF 0.2MB)当日資料

朝日氏ppt画像 朝日氏ppt画像2

 「亜細亜大学における講義保障の取り組み」
  番匠慎司氏(亜細亜大学法学部法律学科4年)
 → PPT資料のダウンロードはこちらから(PDF 1.9MB)当日資料

番匠氏ppt画像 番匠氏ppt画像2

 「教員からの要望、そこからもう一歩踏み出すには・・・」
  新國三千代氏
  (札幌学院大学人文学部こども発達学科教授/札幌学院大学バリアフリー委員会代表)
 → PPT資料のダウンロードはこちらから(PDF 0.3MB)追加資料
 → レジュメのダウンロードはこちらから(PDF 0.1MB)当日資料

新國氏ppt画像 新國氏ppt画像2

資料の一括ダウンロードは「当日資料及び追加資料」をご覧ください。

概要
分科会3参加者の様子 本分科会では、情報保障者・聴覚障害学生・教員それぞれの立場から、情報保障の現場における課題やそれぞれの立場からの取り組みについて話題提供を受け、その後参加者から用紙記入方法により質問を集めてディスカッションが行われた。
話題提供では、まず朝日氏より学内聴覚障害学生支援グループの活動内容、及び支援学生から寄せられた支援場面での困った事例・それに対する解決策について話された。続く番匠氏から、聴覚障害学生が中心となって活動している亜細亜大学におけるノートテイク講習会の内容や、教員への働きかけなどの取り組みについて報告がなされた。新國氏からは、教員対象に実施した講義保障についてのアンケートを基に、「学生と教員の間で意思疎通のツールを持つ」ことなど、教員の立場からの提案がなされた。
質疑応答では、話題提供者からの内容について、教員に対する働きかけ方法などを中心に、活発な意見交換がされた。

(参加者:約35名)


【質疑応答(一部)】
q.専門の知識が必要な時には院生を派遣しているとのことですが、ノートテイク経験のある院生を派遣するのでしょうか?(コーディネーター)

a.朝日美奈子氏(筑波大学)
全く経験のない方を派遣します。聴覚障害学生に意見を聞いてみると知識がなくても、経験のある通訳者の方がわかりやすい、院生のほうはノートを取っているみたいで、逐次性が薄い、という意見もあります。ですが、これからの課題ですが、経験のない方でも勉強会のような形で数時間練習していただくという形をとれればいいと思っています。
院生の方には、通訳という仕事もしていただきますが、授業中に聴覚障害学生が分からなかったことをフォローしてもらうなど、授業外のサポートも含まれているので、そちらでは大変助けていただいています。

q.ノートテイク講座に教員を呼ぶ際の、効果的な依頼方法は?(学生)

a.番匠慎司氏(亜細亜大学)
段階別に目的を設定し、依頼しています。基本的には、聴覚障害学生が履修登録している講義担当の先生にお願いします。まずは、履修学生の中に聴覚障害学生がいることを知ってもらう。次の段階で「どうしたらいいんだろう」と先生に気づいてもらう。課題解決方法的なやり方でお話ししていくと、先生も積極的に協力しようという姿勢に変わってくれます。このような段階を踏んでから、模擬講義をお願いしています。

q.情報保障に無関心な教員への効果的なアプローチ方法は?(コーディネーター)

a.新國三千代氏(札幌学院大学)
聴覚障害学生と情報保障学生から教員に言うのが効果的だと思います。教員の立場では、受講学生が色々言ってくると気になります。学生が自己主張することも重要だと思います。教職員と学生とで、力を合わせてアプローチしていったらどうでしょうか。

a.番匠慎司氏(亜細亜大学)
聴覚障害学生が直接要望するのが、一番効果的だと思います。ただ、正直言うと勇気のいる行動です。物怖じしない学生には平気かも知れませんが、ハードルが高いと感じる学生もいると思います。聴覚障害学生だけでは不安な場合には、情報保障者の意見も言ってもらう。もちろん教職員側の意見も聞く。そして関係者みんなの意見を聞きながら、自分たちの意見も言うのがいいと思います。学生から要望を出しやすくするためには、関係する人達とのパイプをいかに強固に作るかもポイントだと思います。

分科会3参加者の様子2 分科会3参加者の様子3

開催要項 / プログラム / 分科会1 / 分科会2 / 分科会3 /
対談 / パネルディスカッション / 参加者の声 / 当日資料及び追加資料



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