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Q 大学入学時の聴覚障害学生の心理的な状況はどのようなものですか?

現時点では、大学に入ってはじめてサポートを受ける聴覚障害学生が大半ですので、未知の経験に対する戸惑いが大きく、最初からスムーズに支援に入っていける学生はまれです。
また、サポートを受けて授業を理解できるようになる半面で、サポートによって自分の障害とも向き合わざるを得ませんので、心理的葛藤を避けられません。
一年生の時から「自分は聴覚障害がありますのでサポートをお願いします」と意思表明する学生は少数ですし、ましてや「読みにくいからもっと大きな文字にして」「この講義には手話通訳を、あの講義にはパソコン通訳を」と注文する学生は珍しいでしょう。時には勉学が手につかなかったり、それまでの生き方を疑ったりするほどの心理的負担を感じることさえあります。

つまり、授業がわからなくて困っているとはいえ、嬉々とサポートを受ける学生ばかりではないのです。はじめは喜ばれたサポートも時間とともにだんだん要求がレベルアップしていきがちです。
必要と思って行なったサポートが必ずしも喜ばれるわけではないところに、サポートの難しさがあると言えるでしょう。

一方で、この時期に良質なサポートを受けることが、聴覚障害学生の精神的成長においてきわめて大切になることも事実です。
サポート利用上のルールを守らない、手話以外のコミュニケーション手段を拒むなど、反発的な態度に出会う例も少なからずありますが、そこでの見守りや働きかけが、聴覚障害学生のまわりへの信頼感をかろうじてつないでいくとも言えます。

TipSheet「聴覚障害学生の心理的支援」吉川あゆみより
(2007/11/30)


参考になる資料
聴覚障害学生の心理的支援については、以下のTipSheetに概要がまとめられています。
チップシート「情報保障の手段」1チップシート「情報保障の手段」2
TipSheet「聴覚障害学生の心理的支援 ⑩」
吉川あゆみ(関東聴覚障害学生サポートセンター)

 さまざまな聴覚障害学生
 支援がもたらす心理的葛藤
 心理的葛藤から主体性形成へ
 各段階に応じた支援
 全段階を通じての支援
→ダウンロード(pdf)



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