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聴覚障害学生のエンパワメント 実例集


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社会で活躍する先輩たち

石川 友正さん写真

株式会社東芝 S&S社
ストレージプロダクツ設計生産統括部
生産技術部 試験システム担当

石川 友正氏 - いしかわ ともまさ

TOMOMASA ISHIKAWA

プロフィール

高校までの教育歴:普通学校(難聴学級)
出身大学・専攻:仙台大学 体育学部健康福祉学科健康福祉専攻
勤務先: 株式会社東芝 S&S社
           ストレージプロダクツ設計生産統括部
           生産技術部 試験システム担当

 INTERVIEW -  インタビュー

― 大学時代の活動や情報保障を受けた経験の中で、自分自身が変わったと思う出来事や今の自分に影響を与えたと思うことがあれば聞かせてください。

 大学時代、様々な経験を通してきた中で、自分自身が変わったと思う出来事は2つあります。まず1つ目ですが、大学に入り、人生で初めてノートテイクという情報保障を受けたのですが、今までと違って講義の内容が理解できるということに当初は驚きの連続でした。情報保障を受けながら、専門に関する知識を学び、学生同士で情報交換をする、またはレポートを作成し文章の主旨の把握をするようにしてきました。アカデミックに関する沢山のことを吸収することができ、自分の考え方、見方を大きく変える良い機会になりました。2つ目は、デフバスケットボール(聴覚障害のバスケットボール)活動です。自分と同じ聴覚障害を持つ仲間とプレーしていく中で、手話、アイコンタクトなど相手のコミュニケーション手段に合わせながら分かりやすく伝え合う事、相手の立場になって考えながらチームプレーをしていくことの大切さを学びました。チームメンバーと一緒に練習して試合に出場するなど、時には試合での勝利の喜びをチーム全員で共感しながら「チームは自分の為だけにあるのではない」ということを深く理解し、これまでのバスケットボールに対する考え方も変わりました。

― 現在の仕事の内容、活動の様子を聞かせてください。

 現在、ハードディスク関係の出荷管理、海外拠点支援から棚卸管理など、様々な業務を担当しています。 基本的にはシステムエンジニアなのですが、出荷管理で海外拠点へ通達事項作成を送るために英文作成も担当しています。また、時々会議の司会を担当、プロジェクト等の提案、改善策について意見交換も行なっています。会議の際は、会社の先輩・後輩にお願いし、パソコンで記事録作成の協力をしてもらっています。会議での話し合いについていけない時は一旦止めてもらえるように配慮をお願いしています。会社の都合もあり、すべての場面において情報保障を受けられるまでの状況では決してありませんが、必要に応じてできる範囲で対応してもらえるように心がけています。

― 大学時代の経験で、現在の仕事や周囲の人との関わりに役立っていると思うことはどんなことですか?

 大学時代は、様々な人々との出会い、共同生活をしてきましたが、周囲の人との交わりの中で「挨拶」「気遣い」「相手の立場になって考え、行動する」ことの大切さを学びました。この経験は社会でも非常に役立っており、同僚との信頼関係を築くことができ、お陰で業務依頼を沢山頂く機会も増えて物事をうまく進めることができるようになっています。

― これまでで一番心に残っている出会いや出来事があれば、お聞かせください。

 大学時代に挫折、バスケットから離れようと思っていた時期がありました。そんな折元全日本ヤングメン監督の佐藤久夫先生と出会う機会があり、佐藤先生からは常に励ましの言葉をいただき、大変救われました。佐藤先生と出会ったお陰で、バスケットを諦めずに続けようという思いを奮い立たせることができ、日本代表になることができました。アジア大会では、世界強豪・オーストラリアとの試合に逆転勝利を果たし、銀メダルを獲得したことが一番心に残る思い出です。

― 次世代を担う若者達にアドバイスやメッセージをひと事聞かせてください。

 大学は、会社とは違い情報保障を受けられる環境が整っており、現在受けられている学生の皆さんは本当に恵まれていると思います。情報保障を受けられていることを当たり前だと思わないで、常に支援関係者他、理解を示してくださっている方々への感謝の気持ちを忘れずに、時には先生や親とも相談して判断しながら、学業など真面目に取り組んでいって下さい。
 最後に、学生時代は時間が沢山あります。寝不足になるまで好きな分野で勉強するなり、スポーツやバイトで身体を動かすなり、思いっきり遊んで下さい!!それらの経験を通してなんらかの機会につながると思いますし、社会で必ず役立つ時がくると思います。ずっと応援しています。

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