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聴覚障害学生のエンパワメント 事例集


写真:エンパワメント研修会の様子1写真:エンパワメント研修会の様子2写真:エンパワメント研修会の様子3

エンパワメントに向けた事例集

【エンパワメント支援の実践例】


2. 支援の活用

ニーズを伝えよう!「手話通訳」

 聴覚障害学生が大学で学ぶとき、また社会に出てから必要になるのが、自分にとって最適な情報保障の環境を自分自身で構築していく力でしょう。このためには、多様な情報保障手段を体験し、どのようにすれば自分が最も快適に情報を取得できるのかを知っておくことが大切です。また、情報保障の質を評価し、自分自身の働きかけによって環境を最適化していく力も身につける必要があるでしょう。
 ここではこうした力を身につけるために、複数のタイプの手話通訳の利用を体験し、一口に手話通訳といってもさまざまな特徴を持った通訳があることを知るとともに、自らが求める通訳像がどんなものか考える体験をします。また、授業の通訳場面を擬似的に設定し、実際に目の前の手話通訳者に対してニーズを伝えることを通して、自分が望む情報保障環境を整えるための練習をします。
 なお、聴覚障害学生の中には、手話をあまり用いない学生もいると思いますが、そうした学生も一緒にこうした研修に参加することで、新たな情報保障手段を体験する機会になることでしょう。また、場合によっては文字を使った情報保障に置き換え、同様の取り組みを行ってもよいでしょう。

◎ ねらい
・多様な情報保障手段を体験する
・手話通訳には多様な特徴を持った通訳があることを知る
・手話通訳に対する自らのニーズを知り、通訳者に適切に伝える方法を学ぶ
・情報保障の質を評価し、最適化する力を身につける

◎ 時間
30分

◎ 役割及び人数

役割 人数 留意点
司会・講師 1名 高等教育機関での手話通訳利用経験の豊富な聴覚障害者が望ましい。
アドバイザー 1名 同上
アシスタント 1名 スライドの操作及びモデル通訳映像の再生を担当する。
手話通訳者 1名 模擬通訳で手話通訳を担当する。高等教育場面での通訳経験がある者が良い。
受講生 5名程度 手話がわからない、もしくは、手話の使用に慣れていない学生にとっても、手話通訳はどのようなものかを見る機会となり、様々な通訳手段を経験することで視野の広がりが期待できるため、参加を推奨したい。

◎方法   詳細は指導計画を参照
1.講師は、スライドを用いて参加者全体にこれから何を行うのかを伝える。
2.はじめにパターンの異なる二つの手話通映像を提示し、感想を話し合うとともに、自分は手話通訳に対してどのようなニーズを持っているかを考えさせる。
3.提示する映像は、同一の講義内容を聞いて手話通訳を行っているものとし、以下のような2パターンであれば比較しやすい。
  ・音声日本語にそって手話単語を表出し、口形もほぼ日本語通りに使用しているもの
  ・音声日本語の語順にとらわれず、日本手話の文法を用いて表しているもの
4.自分のニーズを把握したら、実際に手話通訳者を教室内に招き入れ、どのような通訳をして欲しいのかを伝える。
5.3.で提示した映像と同じ講義内容を聞きながら、手話通訳者にできる限り学生のニーズを加味した手話通訳を行ってもらう。
6.学生達に5.の手話通訳を見た感想を聞く。

◎留意事項
・提示する映像は、使用する手話や表現方法に極端な差をつけておいた方がわかりやすい。これらの映像は、手話通訳者等の協力を得て、あらかじめ収録の上、準備しておく。
・当日お越しいただく手話通訳者は、できるだけ授業における情報保障に慣れた方にお願いし、あらかじめ研修の趣旨を十分に伝えて協力をお願いする。
・講師は学生の思いを汲み取り、手話通訳者に対するニーズをできるだけたくさん引き出すよう工夫する。

指導計画 指導教材 実践例

→ ニーズを伝えよう!「手話通訳」/指導計画へ


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