株式会社アドバンスト・メディア VoXT事業部 ■音声認識を活用した情報保障 すべての人が情報を取りこぼさない仕組みづくり (「ScribeAssist」の字幕表示をしながら発表を行う生徒の写真) ■弊社が行っている情報保障支援の取り組みについて 聴覚障害学生支援の一環として、AI音声認識アプリ「ScribeAssist」を活用した情報保障の支援を行っています。「ScribeAssist」は、発言をリアルタイムにテキスト化して字幕表示します。音声情報を文字から得ることができるようになるので、情報保障に貢献します。 (「ScribeAssist」の字幕表示をしながら発表を行う生徒の写真) ■ScribeAssistとは スタンドアローン型アプリケーションです。インターネット環境に依存しないためどこでも使えます。機密情報を含む情報でも安心して使えます。 専門用語や誰が発言したのかも認識できます。専門用語は単語登録をすることで認識できます。ディスカッション時など、誰の発言かも識別できます。 リアルタイムに字幕を表示できます。オンデマンド授業の動画などにも字幕をつけられます。フォントや色の調整や、サイズをカスタマイズできます。フリガナをつけることもできます。 ■具体的な取り組みについて 販売するだけでなく、導入後にしっかりと効果が出るよう説明会などを通じたサポートも行っています。 また、ろう者・難聴者やその周囲の方々の声を動画で紹介し、活用の広がりを発信することで、情報保障のために有効なツールがあることを 広く知っていただけるよう努めています。これらの取り組みは、合理的配慮の義務化や障害者差別解消法に基づく啓発活動にもつながっていると考えています。 具体的な事例 株式会社LIXIL様 茨城県取手市役所様(事例を閲覧するためのQRコード)を掲載しています。 ■認識精度を上げるコツについて 認識精度が上がるよう検証も行っています。例えば、適切なマイクを使うと認識精度が上がります。指向性ありのマイクの場合、認識精度が93.88%です。PC内蔵を使用した場合、認識精度は63.51%です。 また、雑音・障害物が少ない環境で録音すると、認識精度が上がります。雑音や障害物がどちらもない場合、認識精度が92.46%です。 雑音がある場合、認識精度が54.85%です。パーテーションなどの障害物がある場合、認識精度が50.00%です。 その他、はきはきとひとりずつ話すと認識精度が上がります。はきはきと話すと、認識精度が96.31%です。 ひとりで話すと、認識精度は90.46%です。 複数人同時に話すと、認識精度は64.33%です。 マイクから適切な距離で話すと認識精度が上がります。マイクから30p以内の至近距離で話すと、認氏精度は75.37%です。 マイクから30cm程度の適切な距離の場合、認識精度は 85.45%です。 マイクから3m離れた場合は、認識精度が68.66%になります。 ■お問い合わせ先 株式会社アドバンスト・メディア メールアドレス:voxt-info@advanced-media.co.jp 電話番号:03-5958-1035 HPサイト:https://voxt-one.advanced-media.co.jp/inquiry/