2009年発行
大学等の高等教育機関で学ぶすべての聴覚障害学生がバリアを感じることなく、いきいきと大学生活をおくり社会に羽ばたくことを願って、PEPNet-Japanでは様々な教材を作成してまいりました。
しかしこれまでの資料(冊子等)やウェブサイトだけではなく、映像資料も作成して欲しいというご意見をいただき、完成したのがこのDVDシリーズです。
聴覚障害学生はどのような支援が必要か、聴覚障害学生を受け入れた大学は、どのような準備をすればいいか、そもそもなぜ支援が必要なのかをこのシリーズを通して知っていただくことができると思います。
学内でのFD/SD研修や支援学生の養成講座など、多くの場でご活用ください。
また、大学関係者のみならず、聴覚障害学生支援に関わるすべての方々にも参考となる内容ですので、広くご活用いただければと思います。(お申し込み方法はこのページの最後にございます)
なお、本DVD全編にわたり日本語字幕がついています。
シリーズ2作目となる本巻では、大学の教員を対象として、どのような点に注意をすれば聴覚障害学生に伝わる授業になるのかを、映像でわかりやすく解説するとともに、支援の教育的位置づけや支援による教育効果にも触れています。
また、聴覚障害学生のインタビュー映像や、授業の様子のシミュレーション映像も盛り込んでいますので、授業FD教材としてもご活用頂ける内容となっております。
<メニュー構成>
- 聴覚障害学生のおかれた現状(10分)
・ACT1 懐かしい名前
・解説① 聴覚障害の程度 - 情報保障の手段と方法(9分)
・ACT2 聴覚障害学生
・解説② 情報保障の手段 - 支援体制の構築に向けて(7分)
・ACT3 奔走する山田先生
・解説③関西学院大学における支援体制 - 効果的な教育体制を求めて(21分)
・ACT4 教員会議
・解説④実際の授業と教員の役割
・ACT5 変化した教室
・ドキュメント 学生時代に支援を受けて
お申し込み方法
本DVDシリーズは、聴覚障害学生支援に関わる多くの方々に使っていただくため、無償で配布しています。大学関係者以外の方からのお申し込みも受け付けております。
ご希望の方は、以下のお問い合わせフォームから「資料・教材のお申し込み」よりお申込み下さい。
→お問い合わせフォームへ
※2021年3月追記
オンラインで行われる研修会や養成講座、授業でDVD教材の提示をご希望の方については、ウェブでの配信をご案内しています。詳しくは、PEPNet-Japan事務局にお問い合わせください。