2024年8月21日(水)に、7月11日～8月26日(月)まで行っているクラウドファンディングのPR企画「当事者の声から探る、大学における情報保障の本質」をオンライン配信で実施しました。
当日は107名の方から参加のお申し込みを頂き、大変多くの方にご覧頂くことができました、ありがとうございました。

この企画では、きこえない/きこえにくい学生さんや卒業生のみなさんに、大学・大学院の授業における情報保障支援で、通訳者の方々に伝えたいこと、身につけて欲しいこと、などに関するアンケートにご回答いただき、その回答をもとにPEPNet-Japanスタッフが思うところを語る、という座談会のような企画でした。
アンケートは12名からご回答をいただき、とても深くてしっかりと受け止めなければならないご意見をたくさん頂戴しました。

企画でもお話いたしましたが、「情報保障」とは「『参加』を保障するための取り組み」であり、音声を単に文字や手話、補聴をすればよい、ということだけではないと考えています。
今回のアンケートでいただいたご意見はまさに、「授業への『参加』を保障してほしい！」という学生・元学生の皆さんの切実な思いが詰まっていたと思います。

これからもすべての学生が「参加」できる支援のあり方を考え続けていきたいと改めて思いました。
回答にご協力いただきました皆様、ご視聴いただきました皆様、本当にありがとうございました！