実践例1:2011年度 筑波技術大学

【研修プログラムの例】

実践例1:2011年度 筑波技術大学

本研修会は、2011年9月に「聴覚障害学生のエンパワメント モデル研修会」として実施したもので、就労を見据えて在学中に身につける事柄を講演やワークショップを通して学習する形を取りました。また、教職員対象プログラムも同時的に開催し、学生に向けて行っている研修会の内容を見学したり、各大学で実践可能なエンパワメントの取り組みについて話し合うなどの活動を行いました。以下は、そのプログラムの概要です。本研修会の詳細については「平成23年度聴覚障害学生エンパワメント研修会」に掲載しています。

  • 【日時】2011年9月18日(日)・20日(火)
  • 【会場】筑波技術大学
  • 【対象】大学等の高等教育機関に在籍する聴覚障害学生及び支援を担当する教職員
  • 【参加者】59名(聴覚障害学生18名、教職員11名、講師・関係者12名、スタッフ18名)
  • 【主催・共催】日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク
1日目 9月18日(日)
時間 学生研修プログラム 教職員プログラム
12:30・13:00 受付開始
オリエンテーション
13:20・16:00

研修①【お互いを知る】

  • 他己紹介
  • 写真撮影
  • 救命ボート

13:30・15:00
自己紹介

  • 研修会参加の目的
  • 各大学の状況やエンパワメントに関わる課題

研修プログラムの説明

15:00・16:00
研修見学(適宜休憩)

(30分間)   休憩及び移動
16:30・18:30 研修②【ロールモデルに学ぶ(1)】
若手社会人と参加者とのクロストーク
李東虎氏(大和ハウス工業株式会社)
加藤理緒氏(国家公務員)
他、民間企業1名
(30分間) 休憩及び移動
19:00・21:00 交流①学生交流企画
ミニ講演:東日本大震災を通して
グループディスカッション
ゲーム

19:00・20:00

  • 全日本ろうあ連盟ゲストの紹介
  • 感想発表
  • 質疑応答
2日目 9月19日(月)
時間 学生研修プログラム 教職員プログラム
9:00・11:15

研修③【支援の活用を学ぶ】
グループに分かれ4つのワークショップを回る。

  • 手話通訳(30分)
  • 支援技術(30分)
  • 補聴システム(30分)
  • 支援依頼(30分)
9:00・9:10
日程説明
9:15・10:00
研修見学
10:10・11:20
情報交換
  • 筑波技術大学
  • 学内見学
  • 支援機器体験
FM 補聴器、パナガイド、IPtalk 連係入力、iPhone字幕表示、筆談ツール体験
11:20・12:00 研修③全体会 グループごとにまとめを報告
  昼食休憩(60分)
13:00・13:35

研修④【就職に備える】
グループに分かれ3つのワークショップを回る。

  • 模擬面接(75分)司会:石野 アド:日下部
  • 職場での困難(35分)講師:長野
  • メール報告(35分)司会:河野恵 講師:河野純

13:00・14:00
研修見学

14:00・15:30
Deaf Studiesに関する意見交換

15:40・16:00 記念撮影
15:40・16:00 休憩及び移動(30分)
16:30・18:30 研修⑤【ロールモデルに学ぶ(2)】
対談
久松三二氏(全日本ろうあ連盟事務局長、民間企業経験者)
日下部隆則氏(富士ゼロックス株式会社)
  休憩及び移動(30分)
19:00・21:00 交流②筆談交流会(学生・教職員合同交流会)
3日目 9月20日(火)
時間 学生研修プログラム 教職員プログラム
10:00・10:30

研修⑥-1
【キャリアをデザインする(講演)】

  • 『大学生の間にやってほしい事』
    西滝憲彦氏(全日本ろうあ連盟教育対策部長)
  • 『聴覚障害者の職場での問題』
    中橋道紀氏(全日本ろうあ連盟労働対策部長)

10:30・10:45


10:45・12:30

研修⑥-2
【キャリアをデザインする(ワーク)】
キャリアデザイン研修の説明

グループワーク
10:30・10:45
研修見学
10:45・12:00
【グループワーク】
  • 研修に対する感想
  • 大学として何ができるか?
KJ法で整理・発表
  昼食休憩(30分) 休憩及び移動(60分間)
13:00・14:00 研修⑥-3
【キャリアをデザインする(まとめ)】
3日間のまとめを発表
14:10・15:00 【クールダウン】
アンケート記入
グループ反省会
【クールダウン】
アンケート記入
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