【講師依頼をご検討の方への説明事項】ノートテイカー等の養成講座及びFD/SD研修会の講師のご依頼について

PEPNet-Japanでは、個々の大学等の支援体制の構築・充実に寄与するための取り組みの一環として、ノートテイカー等の支援者(手書きノートテイク/パソコンノートテイク/音声認識字幕の修正等を担う支援者)の養成講座の講師派遣、および教職員向けのFD/SD研修会への講師派遣を行なっております。養成講座や研修会を計画され、当方への講師依頼を検討される際は、下記の点にご留意ください。

1 ご依頼の流れ

・実施の候補日程やご希望の時期がお決まりの場合は、希望日の2ヶ月前の月の末日までにご連絡ください(例:6月15日希望→4月30日までに申込、3月上旬希望→1月31日までに申込)。年度初め、夏季・冬季休業期間中、年度末などはご依頼が多く、ご希望の日時にお引き受けできない場合があります。あらかじめご了承ください。

・養成講座/研修会の目的や聴覚障害学生の在籍状況、支援の要望等をお聞かせください。大学の状況に応じた養成/研修内容を作成いたします。初めてのご依頼の大学様には、オンライン等で事前にヒアリングの場を設け、大学の支援体制のご様子や講座/研修内容に関するご要望をお聞きする場合がありますので、ご協力のほどよろしくお願いいたします。

・・講座/研修の日程や内容が決まりましたら、派遣講師を決定してお知らせします。講師は筑波技術大学から派遣する場合のほか、その他の大学や機関をご紹介する場合もあります。各機関の様式に応じてご依頼手続きをお願いします(詳細は個別にご案内します)。

2 支援者養成講座の開催に際しての確認事項

・当方では、支援体制構築の初動時の支援者養成をお手伝いするという立場で、講座でのご指導と併せて、養成後の支援体制についての助言や、その後の養成が徐々に学内の人材・資源で実施していけるような助言・ご提案もさせていただいております。同一の指導内容を扱う講座の長期的・継続的な講師依頼はお引き受けしておりません(概ね1~2年程度まで)ので、あらかじめご了承ください。

・支援担当教職員の方もぜひ講座へご参加ください。ご担当者の方にも支援方法や養成方法についてご理解いただき、その後のトラブル対応や練習会の開催、次年度以降の養成等につなげていただきたいと考えています。

・担当部署の方以外にも、事務職員の方や授業を担当する先生方など、教職員の方の参加、見学を歓迎いたします。学内の理解啓発の機会としてご活用ください。

・可能であれば支援を利用する予定(または利用を検討中)の聴覚障害学生の方にも養成講座に参加していただき、ノートテイク支援の方法を一緒に学んだり支援者との関係づくりの機会にしていただきたいと考えています。ただし、学生によっては少しずつ時間をかけて支援体制に関わっていきたいという方もいますので、講座への参加は無理をせず、ご本人の意向を尊重していただくようお願いいたします。

・参加定員は、大学ごとに必要としている支援人材の希望に応じ柔軟に対応します。目安として、対面でパソコンノートテイクの実習を行う場合、講師2名体制で最大30名程度までであれば進行しやすいですが、それ以上の人数でも対応可能です(教職員の方や支援経験者の方にサポートをお願いする場合があります)。ご相談ください。また、支援の実施を前提とした講座ですので、支援の運用に必要な最低人数という観点から、参加者4名以上での実施(見学・体験のみの参加者を除く)をお願いいたします。

・実習を円滑に進めるため、講師は原則として2名体制で派遣しています。ただし、指導内容や参加人数、その他大学のご事情によりご相談に応じます。

・パソコンノートテイクの実技を行う場合、下記のような事項について確認させていただきます。学内でご検討の上,ご連絡ください。①についてご検討中の場合は、ヒアリングの上、適したシステムを提案させていただきます。
①使用するシステム(ご検討中の場合は、こちらからご案内させていただきます)
②講座を受講する学生が使用するパソコンは、各自持参か大学から貸し出し予定か、持参の場合ネットワークへの接続は可能か
③支援に使用するパソコンは各自持参か大学から貸し出し予定か
④使用する教室に安定したネットワーク環境があるかどうか(事前の接続テストをお願いする場合があります)

3 本学教員/PEPNet-Japan事務局に依頼される場合の手続きについて

■講師謝金について
本学で設定している謝金基準はありません。それぞれの大学の外部講師の謝金基準や、支援・養成に関わる予算に応じて設定していただいております。
ノートテイク講座の場合には、オンライン・対面とも、基本的には講師2名体制で引き受けています。少人数の養成であったり、予算上のご事情がある場合にはご相談に応じています。

■依頼状の作成のお願い
ご依頼にあたっては、本学長宛に講師派遣の依頼状の作成をお願いしています。特定のフォーマットはありませんが、下記の内容を記載いただきますようお願いいたします。
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・依頼状 宛名
筑波技術大学長 石原保志

・依頼状に記載いただきたい事項
 ・催事名
 ・日時
 ・会場
 ・派遣講師名 〇〇〇〇(障害者高等教育研究支援センター 〇〇)
 ・謝金・旅費について(例:「謝礼有(交通費含む)」等、金額までは記載不要)

なお、公印なしでも問題ないとされておりますが、もしご無理がなければ
「(公印省略)」の文字を入れていただけるようでしたらお願いいたします。
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・送り先
PDFデータで頂戴できる場合は、メール添付で当方の担当者宛にお送りください。その場合、別途原本を郵送いただく必要はありません。
公印ありでご発行いただく場合など、郵送で頂戴する場合には、下記送付先へお送りください。

〒305-8520
茨城県つくば市天久保4-3-15
筑波技術大学 (事務局担当者名)宛

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