聴覚障害学生支援に関する機材貸出について
大学等高等教育機関に対し、補聴援助や遠隔情報保障、その他支援機器の活用に関わる機材の貸出を行っています。
必ず以下の説明をお読みいただいたうえでお申し込みください。
貸出対象
大学等の高等教育機関での修学支援として、補聴援助の体制整備を検討されている支援担当部署または学部・学科等の教育組織を対象に、以下のような条件に該当する方に貸し出します。
- 大学として支援機器を購入する前に、一度試してみたい場合
- 大学として購入予定があり、予算確保や支援体制が整うまでの間、貸出機器で支援を実施したい場合
- 機材トラブル等で遠隔情報保障の実施に支障があり、解決までの一時的な間の代替機が必要な場合
※個人への貸出は行っていません。
貸出期間
- 単発利用の場合はご利用予定日+返送の所要日数とします。
- 授業等での継続利用の場合は、授業予定やご事情に合わせて設定しますが、概ね2週間~2ヶ月程度を限度としています。ご事情により延長を希望される場合、在庫の関係でご希望に添えない場合もあります。あらかじめご了承ください。
お申込から貸出・返却までの流れ
- フォームにお問合せをいただいた後、事務局からご連絡を差し上げます。貸出機材の選定や貸出期間を判断するため、利用予定の授業場面や学生の方の状況について、メールやオンラインで詳しい状況をお尋ねする場合があります。
- 貸出機器と期間が決定したら、事務局から大学のご担当者宛てに送付します。貸出書を同封しますので、内容確認の上、ご署名いただき事務局にご返送ください。
- 貸出機器の利用期間中に、活用状況の確認やトラブルへの対応のため、メールやオンラインでご様子をお伺いする場合があります。学生の方同席での利用方法のアドバイスも行っています。
- 貸出期間終了後、お貸しした機材を事務局にご返送いただく際のみ、利用された大学の方に送料をご負担いただいております。
申込方法
お問い合わせフォームにて以下の必要事項をご記入の上、お申込ください。内容を確認し担当者よりご連絡させていただきます。
①貸出を希望する機材名と台数
②ご利用目的
③貸出を希望する期間(単発利用の場合は使用予定日)
④(ロジャーの場合)学生の方の補聴援助システムの利用経験について
⑤(ロジャーの場合)大学の担当者の方の補聴援助システムの提供経験の有無
⑥その他ご相談事項等
貸出機材
以下の機材を貸し出しています。
- 実物の機種やサイズは写真と異なる場合があります。
- 数に限りがありますので、台数や期間のご希望に沿えない場合があります。
- ご希望の機種がある場合でも、より適切な機器選択につなげるため、状況を詳しくうかがった上でお貸しする機器や期間について提案をさせていただくことがあります。
補聴援助システム
ロジャー補聴援助システム タッチスクリーンマイク

首かけ・卓上どちらの方法でも使用できるマイク。複数のパスアラウンドマイクや補聴器・受信機(対応機種のみ)との接続が可能。
利用例:補聴援助システムの導入を検討する場合の試用として
ロジャー補聴援助システム パスアラウンドマイク

補聴器・受信機(対応機種のみ)と接続して使用できる手持ち型の補聴用マイク。複数本を同時に使用可能。
利用例:補聴援助システムの導入を検討する場合の試用として
ロジャー補聴援助システム ペンマイク

補聴器・受信機(対応機種のみ)と接続して使用できる補聴用マイク。首かけ可能。指向性が高く話者と1対1の会話の際に特に有効。Bluetooth接続も可能。
利用例:補聴援助システムの導入を検討する場合の試用として
ロジャー補聴援助システム セレクト

補聴器・受信機(対応機種のみ)と接続して使用できる補聴用マイク。首掛けでの使用のほか、テーブルに置いて複数人の会話場面でも使用可能。Bluetooth接続も可能。
使用例:補聴援助システムの導入を検討する場合の試用として
ロジャー補聴援助システム テーブルマイク

補聴器・受信機(対応機種のみ)と接続して使用できる補聴用マイク。広範囲の集音に特化しており、複数人での会話場面でテーブル中央に置いて使用することが可能。
ロジャー補聴援助システム フォーカス(耳かけ型受信機)

ロジャーシステムの受信機。補聴器を使用していない軽度難聴の方の補聴機器として使用できるほか、ロジャーマイクの音声入力の状況を聴者が聞いて確認するためにも利用可能。
マイリンク(補聴援助システム 受信機)

ロジャーシステムに対応していない機種の補聴器に音声入力をしたり、ロジャーマイクで入力した音声をパソコンの音声認識ソフト入力する際などに利用可能。
ロジャー補聴援助システム ネックループ(受信機)

ロジャーシステムの受信機。マイリンクと同様、首にかけて補聴用マイクの音を受信するために使用できる。また、ロジャーマイクで入力した音声をパソコンの音声認識ソフトに入力する際などに利用可能。
ロジャー補聴援助システム マルチメディアハブ

ロジャータッチスクリーンマイクと接続し、パソコン等からの音声をケーブルで接続して出力し、ロジャー受信機に届けることができるマイク。
※マルチメディアハブ単体での音声集音はできない。
ロジャー補聴援助システム ロジャーオン

補聴器・受信機(対応機種のみ)と接続して使用できる補聴用マイク。首かけのほか、裏のクリップで話者の襟元に付ける、話し手に向けて集音する、テーブル中央で複数人の音声を集音するなどの活用が可能。
利用例:補聴援助システムの導入を検討する場合の試用として
遠隔情報保障関係
ノートパソコン

利用例:遠隔パソコンノートテイクの入力用PCとして(学内で機材準備が整うまでの間の導入サポートとして)。
掲載写真の型番:HP Pavilion Laptop 15-cs3075TU 2J141PA#ABJ
※CTC未来財団の助成を受けました
モバイルモニター

利用例:オンライン授業で遠隔パソコンノートテイクを行う際、zoomと入力ツールを両方表示する場合の表示用モニター(セカンドモニター)として(学内で機材準備が整うまでの間の導入サポートとして)。
掲載写真の型番:Lepow Z1
※CTC未来財団の助成を受けました
モバイルルーター

利用例:遠隔情報保障支援の実施時、支援側や利用側でインターネット環境が確保できない時の一時的な貸与など。
※CTC未来財団の助成を受けました
ウェブカメラ

利用例:オンライン授業や企画、遠隔手話通訳を実施する際、テレビ会議システムに接続する外付けカメラとして。
パソコン内蔵カメラより高画質で画角の調整もしやすくなります。
ビデオカメラ

利用例:オンライン授業や企画、遠隔手話通訳を実施する際、テレビ会議システムに接続する外付けカメラとして(2か所以上に首振りが必要な場合、高さやピントの調整が必要な場合など)
※CTC未来財団の助成を受けました
ヘッドセット(USB接続)

利用例:オンライン授業や企画、遠隔通訳を実施する際の機材として
※CTC未来財団の助成を受けました
ワイヤレスヘッドセット(Bluetooth接続)

利用例:オンライン授業や企画、遠隔通訳を実施する際の機材として
※CTC未来財団の助成を受けました
スピーカーマイク(USB接続・ミュートボタン付き)

利用例:オンライン授業や企画、遠隔通訳を実施する際の機材として
ビデオカオンライン会議用照明(USB給電・white/yellowの色調整可能)

利用例:オンライン授業や企画、遠隔通訳を実施する際の機材として