ICTを活用したはじめての聴覚障害学生支援- 障害学生支援コーディネーター育成FD研修会 -

近年大学・短期大学等の高等教育機関(以下、大学)における障害学生支援体制の構築が急速に進みつつあります。しかし、その一方で、障害学生を受け入れ、何らかの支援に乗り出したいけれどどのように進めてよいのかわからない状態にある大学も多く存在します。特に、毎日の授業において支援が必要な聴覚障害学生への支援については、具体的な支援の方法や支援者の確保、養成、派遣など、わからないことだらけと言っても過言ではありません。本FDでは、こうした大学教職員の状況に対し、具体的に何からどのように支援体制作りをはじめてゆけばいいのかノウハウを享受することを目的とします。

当日の様子
当日の様子2
主催独立行政法人 メディア教育開発センター
共催国立大学法人 筑波技術大学
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク
協力日本財団
独立行政法人 日本学生支援機構
日時2006年12月15日(金) 10:00~17:15
会場日本財団

プログラム

  • 10:00~10:15 開講式
  • 10:15~11:05 「はじめての聴覚障害学生支援」
    筑波技術大学障害者高等教育研究支援センター 助教 授白澤 麻弓 氏
  • 11:05~11:55 「聴覚障害学生支援の実際1募集から養成まで:早稲田大学の例」
    早稲田大学障害学生支援室 コーディネーター 岡田 孝和 氏
  • 11:55~12:00 ディスカッション
  • 13:15~14:05 「聴覚障害学生支援の実際2支援者の採用・登録から派遣まで:東京大学の例」
    東京大学バリアフリー支援室 コーディネーター 中津 真美 氏
  • 14:05~14:55 「聴覚障害学生のニーズを活かした支援体制作り」
    関東聴覚障害学生サポートセンター 吉川 あゆみ 氏
  • 14:55~15:25 ディスカッション
  • 15:35~16:10 「聴覚障害学生支援におけるITメディアの活用 遠隔支援・字幕・音声認識」
    メディア教育開発センター 客員教授/大阪大谷大学 教授 大倉 孝昭 氏
  • 16:10~16:45 「諸外国における聴覚障害学生支援」
    メディア教育開発センター 教授 広瀬 洋子 氏
  • 16:45~17:05 ディスカッション
  • 17:05~17:15 閉講式
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