北海道地区障がい学生支援教職員研修会「地域における情報交換の活性化」
開催要項
目的
障害者差別解消法の施行に伴い、すべての高等教育機関(以下、大学等)における障害者への不当な差別的取扱いが禁止されるとともに、合理的配慮の提供義務(努力義務)が課せられた。しかし、現在のところ、全国のすべての大学でこのような義務が果たせる状態にはなく、大学間の格差も広がりつつある現状にある。
このため、日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)では、平成28年度より、全国の大学等における聴覚障害学生支援体制の充実や底上げ、格差是正を目指して、支援体制引き上げ事業を実施している。本事業は、1)連携大学・機関間の情報交換を促進し、先進事例の共有を図ることで、パイオニアとしての連携大学・機関の機能をより一層強化していくとともに、2)連携大学・機関が中心となって地域における情報交換を促進し、事例の共有や合理的配慮に関する共通認識の形成・拡大を進めるものである。同時に、3)現在、筑波技術大学(T-TAC)にて実施している相談・支援機能をPEPNet-Japan全体に広げていくことで、全国の大学に対してよりきめ細かな相談・支援を提供できる体制の構築を目指している。
本事業は2)を目的に、主に北海道地区の大学等を対象として、PEPNet-Japan連携大学の札幌学院大学とともに実施した。
主催 | 札幌学院大学 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan) |
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日時 | 2017年2月27日(月)13:00~16:00 |
会場 | 札幌学院大学 B館 2階201室 |
対象者 | 北海道地区で学生相談担当者並びに障害学生支援を担当する教職員 その他関心のある方 |
参加者 | 約40名 |
参加費 | 無料 |
プログラム
- 13:00~開会挨拶
- 13:10~14:20 講演
「障害者差別解消法の施行に伴う学内支援体制の整備と合理的配慮に基づく障害学生支援のあり方」
講師:京都大学 障害学生支援ルーム 村田淳氏※講演後、関係者による情報交換会を実施
※資料は当日参加者のみの配布