プチ工夫集 【連絡はメールでお願いします】

職場のコミュニケーション手段として重要な電話。でも、電話を利用できない聴覚障害者にとっては、あらかじめそのことを皆さんに周知しておく必要があります。こんなとき、先輩達はどんな工夫をしているのでしょうか?

署名の工夫は?

情報提供者 一般企業

プチ工夫の内容

……………………………………………………………………………
山田 太郎(ヤマダ タロウ)
ユニバーサル電気株式会社
人事課 第1セクション
-(^×^)-
私はろう者(聴覚障がい)です。Eメールでお願いします。
あいさつのときは表情が見えるように配慮いただければ幸いです。
……………………………………………………………………………
氏名および社名などは仮のものです

電話以外の対応をお願いするには?

情報提供者 一般企業

プチ工夫の内容

元々内線はついていないので通常のメールでは特に記載しないが、社内のシステムなどに連絡する時は連絡事項に「耳は不自由ですので連絡はメールでお願いします」と記載している。
もしも、向こうから「○○部にきたら、電話で呼び出してください」と言って来た場合は、電話ができない旨を伝え、行く時間を知らせてドアの前で待ってもらうようにしている。

想定される/認められた効果

メールしてくれるので電話かかってくることがない。
電話で呼ばなくても、ドアの前で待ち合わせするなど、他の方法がある。

従業員電話帳の記載は?

情報提供者 一般企業

プチ工夫の内容
氏名所属内線外線FAX備考
●●●●○○事業部
■■G
03-XXXX
-XXXX
聴覚障がいを有しています。
ご連絡はメールまたはFAXでお願いいたします。
想定される/認められた効果
  • 自分には内線がないので、電話番号を記載しない代わりに備考欄に障害に関する情報を記載することで理解を得ている。(自社では内線での連絡が多い)
  • 全国に支社があるが、この電話帳で聴覚障害従業員がいることが把握できるため、自社での聴覚障害社員コミュニティができている。交流及び情報交換の機会として、年に1回、全国版の懇親会が行われている。(ただし、障害情報も個人情報の1つであるため、人事部に聴覚障害の社員情報を頂くようお願いすることはできない)
ページ上部へ