みんなの知恵で芸術作品を!「写真撮影」 実践の様子
2011年にPEPNet-Japanが実施した「聴覚障害学生のエンパワメントモデル研修会」の実践報告を元に作成しています。参考事例としてご覧ください
写真撮影では、あらかじめ指定された会場の敷地内にある撮影スポットを探し、そこで指定されたテーマでポーズを決めて撮影した。制限時間は40分で、撮影スポットは5か所指定されていた。
限られた時間の中で学内をまわり、かつテーマを表現した写真を撮るためには、その日初めて会う者同士でも積極的にコミュニケーションを図り、協力しなくてはならない。各撮影スポットでは、手話・口話・筆談などを駆使しながらディスカッションし、工夫にあふれた一枚を楽しそうに撮影する様子が見られた。
参加者の声
- やはりまずは相手のことを知る事からコミュニケーションは始まるので研修会の最初に、他己紹介や写真撮影を通して相手を知る事ができたことはコミュニケーションの向上につながったと思うので良かった。
教職員の声
- 今のことを考えるためには、一歩先のことがイメージできないと考えられないものなのだということをプログラムの随所で感じた。そこまでのかかわりが大学としてはできていなかったと思う。