実践事例コンテスト(2011)
今年度で4回目の開催となった「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト」では、「パネル発表部門」に11大学から12点のポスターを、「PR・啓発グッズ部門」では3大学からの応募を頂きました。会場では熱心に質疑を交わす参加者の熱気が溢れておりました。今年は学生が中心となって発表している大学が多く、学生同士の情報交換の場としても非常に意義深いものとなりました。
参加者にはあらかじめ投票用紙を配布し、「ぜひ参考にしたい」と思う内容について投票していただきました。多くの票を集めた団体には、全体会にてPEPNet-Japan運営委員ならびに筑波技術大学関係者より表彰状とトロフィーが授与されました。以下に表彰された団体を紹介します。
各賞の受賞大学・団体
受賞団体・参加団体は次のとおりです。
※各団体名をクリックすると当日発表したポスターを見ることができます。
- PEPNet-Japan賞
宮城教育大学しょうがい学生支援室聴覚しょうがい部会学生運営スタッフ - 準 PEPNet-Japan賞
愛媛大学障がい学生支援ボランティア(CBP) - グッドプラクティス賞
日本工業大学 - アイディア賞
群馬大学障害学生支援室 - PR・啓発グッズ部門賞
関西学院大学総合支援センター
(→PR・啓発グッス応募団体紹介はこちら)
日本工業大学
パソコンによる字幕の自動要約を利用した情報保障方式について紹介。
明治学院大学学生サポートセンター
大学主催イベントの中で学生が企画・実施したノートテイク入門講座について紹介。
千葉大学ノートテイク会
新入生の実践力を培う為に導入した研修システムその他、今年度の取り組みについて紹介。
愛媛大学障がい学生支援ボランティア(CBP)
Campus Barrier-free Promoters(障がい学生支援ボランティア)の活動の紹介。
愛媛大学バリアフリー推進室
Google Calendarを活用した支援学生コーディネートのシステムのメリット、デメリット、効果などの発表。
愛知教育大学
自由度の高い支援環境を目指した遠隔支援システムの紹介。
群馬大学障害学生支援室
手話通訳による情報保障支援を実施しており、その現状や課題について発表。
日本社会事業大学 STT&聴覚障害学生支援プロジェクト室
学生テイカーの能力向上のためのリーダー集団Supporters Training Team(STT)の取り組みの紹介。
早稲田大学障がい学生支援室
早稲田大学で行われている聴覚障害学生支援について、「当事者・支援者・支援室の連携」という視点からまとめたものを紹介。
筑波大学障害学生支援室聴覚障害学生支援チーム
誰もが輝く共生キャンパスを目指した取り組みについて紹介。
宮城教育大学しょうがい学生支援室聴覚しょうがい部会学生運営スタッフ
学生運営スタッフの取り組みについて紹介。
東北福祉大学障がい学生支援室
障がい学生支援室を利用する学生が、他の身体に障害がある学生のサポートをする障がい学生支援室の活動について発表。