実践事例コンテスト(2013)
今回で6回目の開催となった「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト」には、高等専門学校を含む18の高等教育機関から応募をいただきました。当日の会場では参加者が熱心に交流し、情報交換を行う様子が随所で見られ、とても活気にあふれたものとなりました。また、今回は支援室の取り組みをはじめ、支援活動の充実を目指した研究成果など、内容発表が多岐にわたり、様々な情報を得る場としてより充実した企画となりました。
参加者にはあらかじめ投票用紙を配布し、「ぜひ参考にしたい」と思う内容を発表した団体に投票していただきました。多くの票を集めた5団体には、全体会ⅡにてPEPNet-Japan関係者ならびに共催いただいた群馬大学の関係者、来賓の方々より表彰状とトロフィーが授与されました。以下に表彰された団体を紹介します。
各賞の受賞大学・団体
各賞の受賞大学・団体は次のとおりです。
※各団体名をクリックすると当日発表したポスターを見ることができます。
- PEPNet-Japan賞
群馬大学 - 準 PEPNet-Japan賞
大阪教育大学 障がい学生修学支援ルーム - グッドプラクティス賞
立教大学 しょうがい学生支援室 - 新人賞
松山大学 障がい学生支援団体pop - プレゼンテーション賞
東北福祉大学 障がい学生支援室
群馬大学
教育実習場面における情報保障について、準備事項や課題を交えて紹介しています。
愛媛大学 cbp(障がい学生支援ボランティア)
「講座」「企画・調査」「広報・it」の各チームの紹介、ならびに3チームの協力体制について紹介しています。
日本社会事業大学
聴覚障害学生支援を基盤とした教育改革・入試改革について具体的なトピックを交えて紹介しています。
宮城教育大学 しょうがい学生支援室
大学の特長を活かして学生が中心となって行った取り組みを紹介しています。
東北福祉大学 障がい学生支援室
東日本大震災の体験をふまえて、防災のために行っている取り組みやその結果見られた学生や大学の変化を紹介しています。
東北福祉大学 障がい学生サポートチーム テイク☆テイク
スタッフを中心に、ノートテイカーと利用学生がよりよい関係を築くための取り組みについて写真を交えて紹介しています。
愛知教育大学
遠隔支援によるパソコンノートテイクの取り組みについて、紹介しています。
松山大学 障がい学生支援団体pop
設立3年目となる障がい学生支援団体pop(pieces of puzzle)の様々な活動を紹介しています。
一橋大学 障害学生支援室
パソコンによる情報保障の実施に向けた準備、情報共有、振り返りなど、一連の取り組みを紹介しています。
筑波大学 原島研究室
聴覚障害学生をはじめ、参加者全員が参加しやすいディスカッションを実現するための工夫を紹介しています。
大阪教育大学 障がい学生修学支援ルーム
支援活動の充実を目指して「共育」をテーマに行われている種々の取り組みについて紹介しています。
札幌学院大学
音声認識ソフトを用いたノートテイク代替支援について、比較実験の結果を報告しています。
早稲田大学 障がい学生支援室
障がい学生支援室を起点とした研修や情報発信など様々な取り組みについて紹介しています。
立教大学 しょうがい学生支援室
支援室が主催する講演会の開催に向けて、多くの学生が協力して運営している様子を紹介しています。
国立沖縄工業高等専門学校
高等専門学校に在籍する聴覚障害学生に対する生活面を含めた支援について紹介しています。
千葉大学 ノートテイク会
会の活動内容や拠点となる部屋のレイアウト等の工夫について紹介しています。
大阪府立大学
入試から卒業までの様々な支援や理解啓発の取り組みについて紹介しています。
日本福祉大学 障害学生支援センター
セルフコーディネートを主体とした支援のあり方や新キャンパスでの支援の充実に向けた取り組みについて紹介しています。
東海大学 外国語教育センター
聴覚障害学生に対する英語教育について、実践例や学生へのアンケート結果を交えて紹介しています。