実践事例コンテスト(2016)
今年で９回目の開催となった「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2016」には、全国から15大学の大学・団体からご応募を頂きました。
当日は、発表者自身が発表方法についても様々な工夫を凝らし、支援活動内容の特色についての紹介や、日々の取り組みの中での課題、授業の形態に応じた支援方法の紹介など、全てのポスターの前で活発な情報交換が行われていました。
参加者には投票用紙を配布し、「ぜひ参考にしたい」と思う内容を発表していた団体に投票をしていただきました。多くの票を集めた５団体には、全体会にてPEPNet-Japan関係者ならびに来賓の方々より表彰状と表彰楯が授与されました。その他の団体には、奨励賞として賞状と記念品が授与されました。
各賞の受賞大学・団体
各賞の受賞大学・団体は次のとおりです。
※各団体名をクリックすると当日発表したポスターを見ることができます。
- PEPNet-Japan賞
大阪教育大学 障がい学生修学支援ルーム - 準PEPNet-Japan賞
愛媛大学 障がい学生支援ボランティア（CBP） - グッドプラクティス賞
早稲田大学 障がい学生支援室 - 新人賞
明治学院大学 学生サポートセンター - プレゼンテーション賞
東京学芸大学
大阪教育大学 障がい学生修学支援ルーム
主体性をもって「共に気持ちよく学びあう活動」を実現するために大切であると考えた、「共走」「共学」「共鳴」という学生の三つの志について紹介しています。
愛媛大学 障がい学生支援ボランティア（CBP）
「支援スタイル七変化」と題して、大学で取り組んでいる様々な形態での情報保障支援の方法について紹介しています。
早稲田大学 障がい学生支援室
情報保障を行う支援者の立場にスポットを当てて、支援者が「程よく、意欲的に」支援に入れるようにすることを目的とした取り組みやアイデアを紹介しています。
明治学院大学 学生サポートセンター
サポートセンターが掲げる「Do For Others」の精神に基づいて取り組んでいる、様々な取り組みと内容について紹介しています。
東京学芸大学
支援を始めたばかりの「わかばマークの支援学生」の抱えている不安や改善すべき点を明らかにし、それに対して実際に行っている取り組みについて紹介しています。
松山大学 障がい学生支援団体POP
現在行っている活動のうち、特に支援に関わる様々な側面からの取り組みについて紹介しています。
関西学院大学 学生活動支援機構 総合支援センター キャンパス自立支援室
より質の良い情報保障支援を目指した支援方法への工夫や、全ての学生が過ごしやすい環境を目指して行っている取り組みについて紹介しています。
名古屋大学 学生相談総合センター 障害学生支援室
大学内の教職員に対する障害者差別解消法の理解の浸透を図ることを目的に取り組んだ、様々な啓発活動について紹介しています。
金沢星稜大学 障がい学生支援チーム
支援開始から4年目で見えてきた課題と、その課題に対する対応策について紹介しています。
東海大学
講義形式での支援のみならず、実技科目への支援の取り組みについて紹介しています。あわせて、聴覚特別支援学校の大会や部活動へのサポートなど、特色のある取り組みをまとめています。
千葉大学 ノートテイク会
大学で取り組み始めた遠隔情報保障支援のための体制構築について、導入から活用までの流れや準備について紹介しています。
宮城教育大学 しょうがい学生支援室 聴覚しょうがい部会 学生運営スタッフ
大学で取り組んでいる遠隔情報保障について、様々な立場や側面からのメリット・デメリットをまとめて、より良い遠隔情報保障支援についてのポイントを紹介しています。
東北福祉大学 障がい学生サポートチーム
熊本地震で被災した大学への遠隔情報支援の取り組みの実際と、自らの現状や経験を踏まえた「思い」について紹介しています。
札幌学院大学
学生が中心に取り組んでいる「音声認識を利用した情報保障プロジェクト」について、これまでの経過の中で明らかとなった成果や課題について紹介しています。
特定非営利活動法人ゆに
情報保障における考え方や重要なポイント、情報保障者のスキルアップのために行っている取り組みについて紹介しています。