第8回「聴覚障害者と高等教育」フォーラム
概要
このフォーラムは、「聴覚障害者と高等教育フォーラム実行委員会」が主催して毎年実施しているもので、第8回目はPEPNet-Japan、関東聴覚障害学生サポートセンター、宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センターの共催で行われました。
PEPNet-Japan連携大学機関によるポスター発表、第2回聴覚障害学生高等教育支援アメリカ視察報告会という充実した内容で、たくさんの参加者が集まりました。
日時 | 2005年5月14日(土) 13:00~15:00 |
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会場 | 日本財団ビル2階会議室 |
主催 | 「聴覚障害学生と高等教育」フォーラム実行委員会 |
共催 | 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan) 関東聴覚障害学生サポートセンター 宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センター |
後援 | 日本財団 |
プログラム
第1部「日本での支援の取り組みの現在」ポスター発表
- 発表1「手話通訳による大学の講義保障-講義通訳の質向上に向けた取り組み-」
群馬大学 金澤貴之 - 発表2「音声同時字幕システムによる講義保障における中間支援者の役割」
群馬大学・東京大学・(株)ビー・ユー・ジー 菊池真里・金澤貴之 - 発表3「日本福祉大学社会福祉学部における障害学生支援とFD活動」
日本福祉大学 篠田道子 - 発表4「入学時のサポートプログラム」
同志社大学学生支援センター 土橋恵美子 - 発表5「全学的な障害学生支援体制について」
広島大学 田中芳則 - 発表6「SCS研修」
福岡教育大学 太田富雄 - 発表7「愛媛大学の取り組み~現状と課題~」
愛媛大学 高橋信雄・原田美藤 - 発表8「地域の派遣システムを活用した講義保障の運営」
愛知教育大学 岩田吉生 - 発表9「遠隔地聴覚障害学生支援システム」
その1 遠隔地リアルタイム字幕挿入システム 筑波技術短期大学 三好茂樹
その2 遠隔地情報保障システム 筑波技術短期大学 河野純大 - 発表10「障害者支援にかかわる教職員を支援するための研究」
メディア教育開発センター 広瀬洋子・大倉孝昭 - 発表11「支援者・教職員を対象とした障害理解プログラム」
宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センター 松崎丈 - 発表12「外部からの高等教育支援コンサルティングの取り組み」
関東聴覚障害学生サポートセンター 中島亜紀子 - 発表13「日本における聴覚障害学生高等教育支援の実態」
日本聴覚障害学生高等教育支援センター(PEPNet-Japan) 白澤麻弓
第2部 「第2回聴覚障害学生高等教育支援アメリカ視察報告会」-ロチェスター工科大学(RIT)、国立聾工科大学(NTID)、ニューヨーク市3大学における聴覚障害学生支援の視察報告-
- 視察団代表挨拶 筑波技術大学 根本匡文
- 第2回アメリカ視察の概略 宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センター 松崎 丈
- 報告1 初めて支援組織を作る大学のために 静岡福祉大学 平井利明
- 報告2 教員・職員に求める支援の在り方 日本福祉大学 藤井克美
- 報告3 聴覚障害学生の主体的な参加をめざした取り組み 群馬大学 菊池真里
- 将来への展望 筑波技術大学 白澤 麻弓