ビジョン・ゴール・アクションを考える。/研修⑥キャリアをデザインする

講演

講師

  • 西滝憲彦氏(全日本ろうあ連盟教育対策部長)『大学生の間にやってほしい事』
  • 中橋道紀氏(全日本ろうあ連盟労働対策部長)『聴覚障害者の職場での問題』

教育や就労の問題を熟知しているろう者コミュニティのリーダーより講話をいただいた。就労においてもコミュニケーションが大きな壁となるだろうことに対して大きな不安を抱えている学生に対して、西滝氏と中橋氏の講話は今からでも遅くないからコミュニケーション力を伸ばすための自己開発に取り組むよう促す内容であった。そして、キャリアデザインワークを始めるための準備運動としても位置づけられた。

西滝氏
西滝氏
中橋氏
中橋氏

キャリアをデザインする(ワーク・まとめ)

本企画では、10名ずつ2グループにわかれて、それぞれのグループでファシリテーターの進行およびアシスタントのサポートのもと、キャリアデザインを描くグループワークを実施した。ワークでは、受講生自らが約10年後の自分の姿「30歳のわたし(ビジョン)」を設定し、そのために今後取り組むべき課題を整理し、最後のまとめとして発表する場を設けた。ビジョン設定の段階から考え込み、自分に必要なことは何か模索する様子が見られたが、ワークや発表を通して、今後の自分のキャリアデザインについて一考する良い機会となったという声が多く聞かれた。

ブラシスと相談する参加者
参加学生の声

「改めて人生設計をする中で見つめ直せる貴重な時間となった」
「自分だけでなく他の人の将来の見通しを知る事は自分の将来を考える上で視野を広げる助けになったと思う」
「お互いのビジョンの情報交換していい刺激になった。自分の将来が明らかになってうれしい」
「考えるのはすごく難しかったが、研修会の内容をふまえてまとめられた。とても良かった。これからの道しるべになります」
「ビジョンをこの場で考えさせてもらうことで自分が今何を考えているのか?どうしたいのか?そのためには?近い将来の見通しを持つことができた」
「自分自身の今後やるべきこと、段取りがうっすらと見えてきた。この企画だけで、この研修会に参加した価値があった」

ワークシートに書き込む参加者
発表の様子

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