【事例1】 -早稲田大学の例- 3.支援者の募集

(1)募集方法

募集方法には以下のようなものがあります。

  • 学内のポータルサイト
  • 各箇所での掲示や各箇所HPへの掲載
  • ボランティアセンターメーリングリスト
  • 連携大学へのPR
  • クチコミ
  • 教員からの紹介

最近はクチコミでの参加も多くなりました。活動中のノートテイカーが友達を呼んでくるという例が増えています。また語学などの専門性を要する講義では教員に依頼をして、大学院生を紹介してもらう場合もあります。

早稲田大学ノートテイカー養成講座案内

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ノートテイク講座案内

早稲田大学pc通訳講座案内

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pc通訳講座案内

(2)必要人数の設定

募集にあたってあらかじめ目標とする募集人数を設定します。
空き時間が合わないなどの理由から、講座参加者全員が活動できるとは限りません。
また支援者の欠席などに対応するためにも、多くの支援者の登録が必要です。
ここで設定した目標人数が、募集方法や講座の実施回数・時間等を検討する際に重要な判断材料となります。

例えば、13コマにノートテイクが必要な場合、約34人の支援者が必要ということになります。(下記計算式参照)これは、支援者の実働率を75%と想定した場合です。

 1コマ2名 × 13コマ ÷ (想定実働率75%) =  約34人必要

講師:早稲田大学障がい学生支援室コーディネーター 岡田孝和氏(所属・肩書き及び掲載情報はすべて2006年度時点)

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