【事例2】 -東京大学の例- 6.データの取り扱い

聴覚障害学生支援活動で入手、作成される各種データについては現在以下のように使用しています。

■ログ

授業中にノートテイカーが入力したログは、授業終了後、聴覚障害学生が支援室に渡すことになっています。支援室ではデータ保管し、文字起こし作業に使用しています。

■icレコーダー

授業時に、ノートテイクと並行して、icレコーダーを使用して講義内容の録音を行っています。録音データは、授業終了後支援室で保管し、後日文字起こし作業で使用しています。

■文字起こし原稿データ

文字起こし完成後、文字起こし原稿データは支援室で保管し、聴覚障害学生にはメールで送信しています。

用語説明

ログ

パソコンノートテイクの際に入力されるデータ。

文字起こし

ノートテイクのログを元に、授業で録音した音声を聞きながら、すべての音声情報を文字に起こすこと。

講師:東京大学バリアフリー支援室コーディネーター 中津真美氏(所属・肩書き及び掲載情報はすべて2006年度時点)

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