聴覚障害のある学生がたくさんの聞こえる人の中で十分な力を発揮していくためには、手話通訳やパソコンノートテイクといったさまざまな支援方法を主体的に活用していく力が不可欠です。

ここでは、さまざまな支援手段や支援の実際例を自分の目で見て確認することで、自らのコミュニケーションニーズに最も合った支援手段がどのようなものなのかを改めて確認します。あわせて、そうした支援手段を日常的に活用できるようにするために、支援者に対してどのようにニーズを伝えたらいいのか、教職員等、立場の違う関係者にはこれをどう説明し、交渉していけば良いのかをロールプレイを通して学習します。

◎ ねらい

  • 多様な情報保障手段を実際に体験することで、情報保障手段ごとの特性の違いについて学習する。
  • 支援機器を用いた支援の仕組みや各種情報保障手段に関する知識を身につける。
  • 支援を提供する立場を体験することで、支援の難しさや支援者が日頃感じている不安等について理解する。
  • 自らのコミュニケーションニーズを再確認し、それを支援者や教職員にわかりやすく説明する方法を学習する。

◎研修の例

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