第21回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム

第21回 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム
―社会的障壁とは 情報保障とは いま問い直す支援のあり方―
2025年10月1日更新
第21回 日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウムは、事前企画の配信・現地開催とも終了いたしました。配信企画の視聴およびご来場くださった皆様、まことにありがとうございました。
実施報告は後日改めて掲載いたします。
更新情報:2025年9月24日 学生交流企画の参加受付を終了しました。
2025年9月22日 実践共有セッションの各発表ポスターを掲載しました。
2025年9月12日 テーマトークの詳細を追記しました。
2025年9月3日 事前企画の各企画ダイジェスト版を公開しました。
2025年8月4日 テーマトークの時間を追記しました
2025年7月15日 参加申込の受付を開始しました
2025年7月15日 事前企画および当日プログラムの情報を更新しました
2025年7月10日 聴覚障害学生支援実践共有セッションの発表者募集を開始しました
2025年8月21日 聴覚障害学生支援実践共有セッションの発表者募集は締め切りました
開催概要
本シンポジウムは、全国の大学における聴覚障害学生への支援実践に関する情報を交換するとともに、本ネットワークの活動成果をより多くの大学・機関に対して発信することで、今後の高等教育機関における聴覚障害学生支援体制発展に寄与することを目的としています。今年度は、対面開催の場で、参加者の皆様同士の情報交換や実践発表、交流の機会を多く持てるよう、セッション企画を拡充して実施します。併せて、理解を深める事前企画(オンデマンド配信)も行います。多くの皆様にご参加をいただければ幸いです。
日程
2025年9月27日(土)13時~17時
会場
国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3番1号)
(アクセス情報は下記「アクセス・宿泊について」をご覧ください)
参加費
無料
対象
- 全国の大学等で障害学生支援を担当する教職員、聴覚障害学生、支援者
- その他、高等教育機関における障害学生支援に関心のある方
定員
300名
当日プログラム
国際会議室 | レセプションホール | |
13:00~16:00 | 13:15~14:15 セミナー1 「ネットワークの力で支え合う支援―地域のつながりを力に」 司会 生川友恒氏(静岡大学) 話題提供 土橋恵美子氏 (同志社大学学生支援センターSDA室) 前原明日香氏 (宮城教育大学しょうがい学生支援室) 髙橋理子氏(全日本ろう学生懇談会) 15:00~16:00 セミナー2 「社会的障壁とは 情報保障とは―事前企画をもう一歩深める」 講師 岩田吉生氏(愛知教育大学) 加藤哲則氏(愛媛大学) 志磨村早紀氏(武蔵野大学) 吉川あゆみ氏(明治大学非常勤講師) | 13:00~15:50 ・聴覚障害学生支援実践共有セッション (旧実践事例コンテスト・旧教職員実践発表) ・ちょこっと見せます、障害学生支援室(正会員大学紹介) ・企業展示(会員機関紹介) →企業展示(会員機関紹介)出展団体のご案内 ・筑波技術大学活動紹介 13:15~15:50 テーマトーク 3つのテーマについて、ファシリテーターとともに参加者同士での情報交換(各45分) ①作業を伴う授業での「参加」を考える(13:15~14:00) ②より良いパソコンノートテイクのために(14:10~14:55) ③音声認識のプチ工夫(15:05~15:50) |
16:15~17:00 | クロージング ・主催挨拶ほか ・実践共有セッション 講評および表彰 | |
17:30~ 19:30 | <第1ミーティングルーム> 学生交流企画【事前申込制/会費なし/食事なし】 定員:60名 (大学生・大学院生・高校生対象) |
※学生交流企画の参加受付を終了しました。
聴覚障害学生支援に関する実践共有セッション
これまで「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト」および「教職員による聴覚障害学生支援に関する実践発表」として実施してきた企画を、今回からは「実践共有セッション」とし、【オープン実践部門】/【教職員部門】として発表者を募集いたします。
詳細は「聴覚障害学生支援に関する実践共有セッション」をご覧ください。今回の発表ポスターのデータも掲載しております(実践共有セッションポスター一覧)。
応募締め切り:8月20日(水)※締め切りました
テーマトーク
テーマごとに、ファシリテーターとともに参加者の方同士が情報交換できる場です。以下のテーマを取り上げますので、関心のある方はぜひお越しください。
- ①作業を伴う授業での「参加」を考える(13:15~14:00)
ファシリテーター 松原夢伽氏(京都大学DRC)
北橋主税氏(筑波技術大学)
筑波技術大学のおける授業時の工夫などをご紹介しながら、実験、作品制作、パソコン操作など、作業を伴う授業での「参加」について考えます。授業前の準備や授業時の工夫についてご紹介いただける方、作業を伴う授業での配慮調整について話を聞きたい方、話したい方は、ぜひご参加ください。
- ②より良いパソコンノートテイクのために(14:10~14:55)
ファシリテーター 香川龍仁氏(東京大学多様性包摂共創センターバリアフリー推進オフィス)
若月大輔氏(筑波技術大学)
パソコンノートテイクでの支援について、皆様が日頃感じていることをざっくばらんに話せる場です。システム開発者の視点も交えながら、パソコンノートテイクシステムの機能についての疑問から、入力ノウハウや支援時の悩み、工夫などついて、他大学の例も聞きながら情報交換したい方のご参加をお待ちしています。
- ③音声認識のプチ工夫(15:05~15:50)
ファシリテーター 中津真美氏(東京大学)
五味洋一氏(群馬大学)
いくつかの音声認識システムを用意し、実際に機器を使ってみながら、音声認識を情報保障に活用する際の工夫について、情報交換を行います。「こんな使い方がある!」という実践例や工夫をご紹介いただける方、他大学での活用例を聞いてみたい方、実機を見てみたいという方、ぜひご参加ください。
ちょこっと見せます、障害学生支援室(正会員大学紹介)
PEPNet-Japan正会員大学の障害学生支援室をご紹介する企画です。
ちょっとした日々の工夫を発信したり、他の大学の取り組みの様子を知っていただくことを目的としています。当日ぜひブーズにお立ち寄り下さい!
理解を深める事前企画(オンデマンド配信)
※配信は終了しました
- 企画①「今改めて知っておきたい 聴覚障害の基礎知識」
講師 加藤哲則氏(愛媛大学) - 企画②「聴覚障害学生の多様な背景を理解する」
講師 岩田吉生氏(愛知教育大学) - 企画③「軽度・中等度難聴学生をはじめとした聞こえを活用する学生に必要な支援を考える」
講師 志磨村早紀氏(武蔵野大学)
香川龍仁氏(東京大学多様性包摂共創センターバリアフリー推進オフィス)
八木智子氏(富士通株式会社パートナービジネス本部リレーション管理統括部)
文倉周音氏(筑波技術大学産業技術学部総合デザイン学科 3年生) - 企画④「大学における手話通訳支援を考える―学生のニーズに向き合うために」
司会 吉川あゆみ氏(明治大学非常勤講師)
話題提供 土橋恵美子氏(同志社大学学生支援センターSDA支援室)
坂本輝氏(明治学院大学法学部 3年生)
主催
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)
国立大学法人 筑波技術大学
後援
文部科学省
独立行政法人日本学生支援機構
一般財団法人全日本ろうあ連盟
東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)
京都大学 高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)
アクセス・宿泊について
- 会場へのアクセスはオリンピックセンターのサイト内「アクセス」のページをご参照ください(外部ページにリンクします)。
- 会場近隣(新宿駅付近)をはじめ東京都内はホテル等の宿泊施設が多数ありますが、開催日が週末となりますので、宿泊をご予定の方は早めの確保をお勧めします。
- 国立東京オリンピック記念青少年総合センターには宿泊施設があり、個人予約での利用が可能です。ご希望の方は国立オリンピック記念青少年総合センターのサイト内「個人宿泊利用の申込み受付について」のページをご確認ください(外部ページにリンクします)。
※予約・支払い等すべて個人で行っていただくものです。主催者が仲介する団体利用ではありませんのでご注意ください。
※申込時点で予約が確定するものではありませんので、後日送られる予約可否の通知を必ずご確認ください。