聴覚障害学生支援に関する実践共有セッション2025

企画概要
全国の大学・団体が日頃取り組んでいる支援実践をポスター形式で発表し、聴覚障害学生支援に関わる多様な立場の方々が、互いの実践から学び、気づきを得る交流の場とすることを目指した標記企画を実施します。
これまでは「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト」および「教職員による聴覚障害学生支援に関する実践発表」として実施して参りましたが、今年度はそれらを部門に分け、【オープン実践部門】/【教職員部門】として実施することといたしました。また、コンテストでは参加者による投票を行ってまいりましたが、本年度より、投票の形ではなく、実践の質や工夫を互いにリスペクトするコメントを送り合う形式に変更します。
参加者同士の対話を通じて支援の知見を深め合うことに、さらに重点を置いて実施いたしますので、全国の大学・団体での支援の取り組みや創意工夫を、ぜひこの機会にご紹介ください。立場に関わらず、聴覚障害学生支援に関わるすべての皆さまのご発表をお待ちしております。
1.実施日時および会場
実施日時:2025年9月27日(土)13:00~15:50
※16:00までにポスター等を撤収のこと。シンポジウムは17:00までです。
会場:国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区代々木神園町3-1)
※本シンポジウムは複数の企画や展示を同時並行で実施しますので、本企画も参加者が自由に企画を行き来するかたちで実施します。
2.部門について
本企画は、以下2部門で実施します。内容を確認して、該当する部門で発表申し込みをお願いします。なお、参加者は属性を問わず、いずれの部門の発表も見られるものとします。
(1)オープン実践部門
学生、教職員、支援者(学生含む)、団体など、立場を問わずどなたでも発表いただける部門です。聴覚障害学生支援に関わるものであれば、テーマや内容は自由です。
※過去の「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト」に相当する企画です。
詳細は「オープン実践部門」をご覧ください。
(2)教職員実践部門
大学等の教職員の方々や大学院生等を対象とした部門です。小さな工夫や現場の悩みから生まれた実践まで、他の教職員が参考にできるような取り組みを歓迎します。
※過去の「教職員による聴覚障害学生支援に関する実践発表」に相当する企画です。
詳細は「教職員実践部門」をご覧ください。
3.応募方法(両部門共通)
以下の申し込みフォームからお申し込みください。
なお、学生が申し込む際には、申込みフォームに担当教職員の名前と連絡先の入力をお願いします。
また、複数応募する場合も取り組みごとにお申し込みください。
発表団体や発表者、応募内容については、PEPNet-Japanウェブサイト、公式X、Instagram等で広く公表させていただきます。
応募多数の場合は申し込み内容をもとに審査を行います。結果は締切から1週間前後でお知らせします。
<申し込み時の入力項目>★は必須。それ以外は申込時点で未定でもかまいません。
・希望する部門 ★
・大学・機関名 ★
・申し込み者氏名、連絡先 ★
・担当教職員氏名、連絡先(申込者が学生の場合) ★
・発表内容の概要(200文字程度) ★
・発表者氏名または人数
・発表時のコミュニケーション方法
・配布予定資料
・発表ブースでの机の希望(オープン実践部門のみ)
※締切:8月20日(水)
※応募多数の場合は、参加申込書による書類審査を行います。審査結果は締切から1週間前後でお知らせします。
※発表者は全員、事前にシンポジウムへの参加申込みを忘れずにお願いします。シンポジウムの参加申込みは、7月15日(火)より第21回シンポジウムのページ内の参加申込みフォームにて受け付けます。
4.応募に際しての留意事項(両部門共通)
・内容については、十分に人権および倫理上の配慮をお願いします。また、個人情報の取り扱いに留意してください。
・応募する取り組みで、特定の著作物(製品、ソフトウェア、アプリ等)を使用している場合は、その規約等を遵守し、応募団体の責任において発表してください。
5.励ましコメントと表彰について(両部門共通)
両部門とも、お互いの実践について、直接意見を交わすだけでなく、形に残る方法での交流とするため、「励ましコメント」を会場にて募集します。参加者には、ウェブフォーム等を使って、リアクションのほか、よかった点、参考になると思った点、さらにこうしてみては?というアイデア、など、自由にコメントを入れていただく予定です。
また、シンポジウム最後の「クロージング」にて、ご来賓やPEPNet-Japan運営委員等から、講評ならびに特に琴線に触れた発表についてステージ上でご紹介と表彰をいただく予定です。 また、いただいたリアクションや励ましコメントにつきましては、後日発表者の方々に何らかの形でお届けします。
6.オープン実践部門
(1)応募資格
聴覚障害学生支援に取り組んでいる団体、または個人
※学生、教職員、支援者、団体等の属性は問いません。
※1発表につき1名以上の発表者が必要です。発表者はシンポジウムへの事前申込みを忘れずにお願いいたします。
(2)募集内容
聴覚障害学生の支援に関する実践や工夫、アイディアなど、幅広い内容の発表を歓迎します。現場での取り組みはもちろん、支援活動周知に向けた情報発信のあり方、学生生活全体への支援、支援チーム活性化に関する取り組み、教材開発など、日々の工夫や提案を発表してください。
ただし、聴覚障害学生支援に関する取り組みで、現在までに実施している、または具体的な実施スケジュールが決まっているものに限ります。
【募集内容の例(過去の発表内容から)】
①情報保障の方法に関する工夫
支援内容に応じた情報保障(教育実習、ディスカッション、外国語等)/
新たな支援方法の導入における課題と対応 等
②支援活動周知に向けた情報発信のあり方
学内に向けた情報発信の取り組み/SNSを活用した情報発信 等
③学生生活全体への支援
4年間を通した全学的支援体制の紹介/障害学生と防災に関する取り組み 等
④支援チームの活性化に関する取り組み
学生同士の交流促進を目指した企画/支援学生と利用学生がともに取り組んだ活動 等
⑤その他
障害学生支援の課題及び今後の展開/聴覚障害学生支援に関する研究結果/
支援室の間取りの工夫/支援チームの連携方法/独自に作成した理解啓発教材 等
(3)募集件数
15件程度
(4)作成・提出物
事前に作成、提出いただくものは以下の通りです。それぞれの締め切りにご注意ください。
1)掲示用ポスター 当日持参
ポスターにはタイトル・発表団体名・問い合わせ先を記載してください。
作成したポスターは当日会場に持参し、掲示をお願いします。
作成サイズ:A1サイズ(594mm×841mm)の縦長レイアウト
※詳細は「ポスター作成の手引き」で確認してください。
2)掲示用ポスターのPDFデータ 締切:9月17日(水)
当日プログラム、シンポジウム報告書およびPEPNet-Japanウェブサイト、公式X、Instagram等に掲載するため、1)の掲示用ポスターデータをA4サイズ(210mm×297mm)のPDFファイル形式(.pdf)にして、E -mailで提出してください。ファイルサイズが2MBを超える場合はファイル転送クラウドサービスをご利用ください。
※締切を過ぎた場合、掲載できないことがあります。
3)視覚障害者用テキストデータ 締切:9月17日(水)
ポスターの内容を文字化した、視覚障害者用テキストデータ(テキストファイル形式(.txt))を作成し、E -mailで提出してください(会場に参加される視覚障害の方に提供し、後日ウェブサイトにも掲載します)。
※詳細は「テキストデータ作成の手引き」で確認してください。
(5)シンポジウム当日
当日の流れは以下の通りです。
1)ポスターの掲示
ポスターを当日持参し、指定された時間内に、指定されたパネルに掲示してください。
掲示にあたり画鋲はご用意いたしますが、それ以外のもの(フレームを吊り下げるためのフック、紐、等)が必要な場合は各自ご用意をお願いいたします。
当日の持参が難しい場合は、事前にご連絡の上、事務局までお送りください(9月22日(月)必着)。ただし精密機器の送付はご遠慮ください。会場への直接の送付はご遠慮ください。
2)発表
各自の発表ブースにて、展示内容の発表を行ってください。
・1名以上の発表者が必要です。シンポジウムへの事前申込みも忘れずにお願いいたします。
・発表者の人数制限はありませんが、近隣の発表のご迷惑にならないようご配慮ください。
・休憩時間は定めませんので、適宜休憩をとってください。発表者の途中交代は自由です。説明者が不在の時間帯があっても大丈夫ですので、ぜひ他の企画もご覧ください。(不在を予定している時間帯はあらかじめお知らせください)
・手話通訳の待機はありません。参加者全員に伝わる発表方法やコミュニケーション手段をご検討ください。
・事前にお申し出のあったブースにのみ、机を準備します。
・会場内の電源を使用することはできません。
・資料がある場合は配布していただいてかまいません。資料用に椅子を1脚用意します。
3)ポスターの持ち帰り
シンポジウム終了後に発表者自身でポスターを撤収してお持ち帰りください。
※なんらかのご事情で難しい場合は事前にお知らせ下さい。
7.教職員実践部門
(1)応募資格
聴覚障害学生支援に取り組んでいる教職員、大学院生等
※1発表につき1名以上の発表者が必要です。発表者はシンポジウムへの事前申込みを忘れずにお願いいたします。
(2)募集内容
聴覚障害学生への支援実践事例や、支援に関する企画等の取り組み紹介、および実践を通しての効果や課題・問題点についての考察等についてご発表ください。
※他の学会・研究会等で発表済の内容も可とします。
【発表内容の例】
・教職員を対象とした障害学生支援に関する研修企画の紹介
・実習等での支援事例
・授業形態に応じた情報保障手段の選択について
・地域ネットワークを活用した大学・機関間連携の取り組み事例
(3)募集件数
10件程度
(4)作成・提出物
事前に作成、提出いただくものは以下の通りです。それぞれの締め切りにご注意ください。
1)掲示用ポスター 当日持参
ポスターにはタイトル・発表団体名・問い合わせ先を記載してください。
作成したポスターは当日会場に持参し、掲示をお願いします。
作成サイズ:A0サイズ(841mm×1189mm)~A1サイズ(594mm×841mm)の縦長レイアウト
※詳細は「ポスター作成の手引き」で確認してください。
2)掲示用ポスターのPDFデータ 締切:9月17日(水)
当日プログラム、シンポジウム報告書およびPEPNet-Japanウェブサイト、公式X、Instagram等に掲載するため、1)の掲示用ポスターデータをA4サイズ(210mm×297mm)のPDFファイル形式(.pdf)にして、E -mailで提出してください。ファイルサイズが2MBを超える場合はファイル転送クラウドサービスをご利用ください。
※締切を過ぎた場合、掲載できないことがあります。
3)視覚障害者用テキストデータ 締切:9月17日(水)
ポスターの内容を文字化した、視覚障害者用テキストデータ(テキストファイル形式(.txt))を作成し、E -mailで提出してください(会場に参加される視覚障害の方に提供し、後日ウェブサイトにも掲載します)。
※詳細は「テキストデータ作成の手引き」で確認してください。
(5)シンポジウム当日
当日の流れは以下の通りです。
1)ポスターの掲示
ポスターを当日持参し、指定された時間内に、指定されたパネルに掲示してください。
掲示にあたり画鋲はご用意いたしますが、それ以外のもの(フレームを吊り下げるためのフック、紐、等)が必要な場合は各自ご用意をお願いいたします。
当日の持参が難しい場合は、事前にご連絡の上、事務局までお送りください(9月22日(月)必着)。ただし精密機器の送付はご遠慮ください。会場への直接の送付はご遠慮ください。
2)発表
各自の発表ブースにて、展示内容の発表を行ってください。
・1名以上の発表者が必要です。シンポジウムへの事前申込みも忘れずにお願いいたします。
・発表者の人数制限はありませんが、近隣の発表のご迷惑にならないようご配慮ください。
・休憩時間は定めませんので、適宜休憩をとってください。発表者の途中交代は自由です。説明者が不在の時間帯があっても大丈夫ですので、ぜひ他の企画もご覧ください。(不在を予定している時間帯はあらかじめお知らせください)
・手話通訳者が待機していますので必要に応じてお声がけください。そのほか、筆談用具を配置いたしますが、できるだけ各参加者に直接伝わるような発表方法・コミュニケーション手段をあらかじめご検討ください。
・机や電源は配置しません。
・資料がある場合は配布していただいてかまいません。資料用に椅子を1脚用意します。
3)ポスターの持ち帰り
シンポジウム終了後に発表者自身でポスターを撤収してお持ち帰りください。
※なんらかのご事情で難しい場合は事前にお知らせ下さい。
8.お問い合わせ
なにかご質問やご不明な点がございましたら、以下にご連絡ください。
日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)事務局
TEL/FAX 029-858-9438
E-mail sympo2025「@」pepnet-j.org
※「」を外してご連絡ください。