実践事例コンテスト(2008)
今年度のシンポジウムでは、全国の大学が日頃実践している支援の取り組みを発表し、互いに情報交換を行うとともに、関係者の創意工夫やアイディアの斬新さを表彰するコンテスト企画を設けました。教職員・学生・支援者など20団体から24テーマのポスターが集まり、会場内はポスターの内容について質疑を行う参加者で活気溢れていました。
コンテスト形式で実施し、参加者が「この取り組みは参考になる!」と思ったものに投票する形式で実施し、得票数の多かった5団体に対し、PEPNet-Japan代表の大沼直紀より、表彰状と記念品が授与されました。
各賞の受賞大学・団体
受賞団体・参加団体は次のとおりです。
※各団体名をクリックすると当日発表したポスターが見られます。
- PEPNet-Japan賞
同志社大学障がい学生支援室 - 準PEPNet-Japan賞
日本社会事業大学障がい学生支援組織CSSO - 審査員特別賞
関西学院大学教務部キャンパス自立支援課 - アイディア賞
関東聴覚障害学生サポートセンター - Goodプレゼンテーション賞
宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センター
札幌学院大学
学生の主体的活動である「バリアフリー委員会」について、細かく紹介されています。
→ポスターのダウンロードはこちらから
宮城教育大学
学生が主体となって障害学生支援CMを作成しました。
宮城県・仙台市聴覚障害学生情報保障支援センター
高校から大学への移行支援の経過と、大学卒業までの支援を通して見えた聴覚障害学生の変化と成長について報告しました。
群馬大学障害学生支援室
群馬大学では、遠隔地における同時連携入力方式によるパソコンテイクを実現しており、音声や映像の伝送方法を中心に発表しました。
日本工業大学
日本工業大学における聴覚障害学生のための講義支援システムと支援体制の現状についての報告です。
関東聴覚障害学生サポートセンター
高校生対象に実施したエンパワメント研修企画の報告です。
早稲田大学障がい学生支援室
障がい学生支援室の取り組みの中から、オンデマンドノートテイク講座などの紹介です。
日本社会事業大学障がい学生支援組織CSSO
学生主体の障害学生支援組織を紹介しました。
国際基督教大学(ICU)特別学習支援室
FDセミナーとサービス・ラーニングを用いた「障がい学生支援」の取り組みについて紹介されました。
静岡福祉大学
ノートテイクソフト「まあちゃん」の機能紹介です。
田中芳則(名城大学)
支援体制構築のための組織マネジメントについての報告です。
愛知教育大学
携帯を利用した支援者間の連絡システムを紹介しました。
大阪教育大学
小学校にて教育実習を行った聴覚障害学生の支援方法について、報告していただきました。
大阪府立大学
聴覚障害学生支援に対するノートテイク等支援の実態、及び全学的な障害学生支援の取り組みについての報告がなされました。
関西学院大学教務部キャンパス自立支援課
支援室の工夫と、関西学院大学独自のパソコンテイク3人体制について、支援学生が作成したDVDと共に紹介されました。
四国学院大学教学事務部学生支援センター事務課CHCセンター
障害学生支援制度の中から、障害を持つ学生とサポート学生を中心とした、学生による委員会活動に重点をおいて発表されました。
(有)ミルソフト
パソコンで入力した文字を、携帯端末に表示できるソフトウェアの紹介です。
※発表者からのお申し出により、発表内容を削除いたしました。(2019年3月15日)
PEN-International日本代表
イギリスで行われた聴覚障害者リーダーシップ研修の報告です。