第18回日本聴覚障害学生高等教育支援シンポジウム
テーマ「支援をつなぐ、支援でつながる 聴覚障害学生を中心に」
本シンポジウムは、全国の大学における聴覚障害学生への支援実践に関する情報を交換するとともに、本ネットワークの活動成果をより多くの大学・機関に対して発信することで、今後の高等教育機関における聴覚障害学生支援体制発展に寄与することを目的として開催しました。多くの皆様のご参加、ありがとうございました。
企画の詳細は報告書をご覧ください。
更新情報
【2023年7月28日更新】
・報告書を公開しました。
主 催
- 国立大学法人 筑波技術大学
- 日本聴覚障害学生高等教育支援ネットワーク(PEPNet-Japan)
後 援
- 文部科学省
- 独立行政法人日本学生支援機構(JASSO)
- 一般財団法人全日本ろうあ連盟
- 社会福祉法人日本視覚障害者団体連合
- 東京大学 障害と高等教育に関するプラットフォーム(PHED)
- 京都大学 高等教育アクセシビリティプラットフォーム(HEAP)
対 象
- 全国の大学等で障害学生支援を担当する教職員、及び聴覚障害学生、支援者
- その他高等教育機関における障害学生支援に関心のある方々
開催期間
2022年11月15日~2023年1月9日
参 加 費
無料
プログラム
配信型企画
企画1「今さら聞けない?今だから聞ける?情報保障技術のあれこれ―みなさんの疑問・質問に答えます―」
情報保障技術(遠隔情報保障、音声認識、補聴援助システムなど)について、参加者から事前に寄せられた質問に回答します。回答にあたっては実際に機器をお見せしたり、専門家からのご意見をうかがうなど、明日からの支援につながる情報提供を目指します。
形式: | 事前収録動画の配信 |
配信期間: | 2022年11月29日~2023年1月9日 |
司会: | 磯田恭子(筑波技術大学/ PEPNet-Japan 事務局) |
紹介内容および説明者: |
1.オンライン授業の普及による聴覚障害学生への情報保障支援の変化 白澤麻弓(筑波技術大学) 2.パソコンノートテイク手法の変化・システム紹介 2-1.IPtalkによる支援 2-2.遠隔情報保障システム T-TAC Caption 三好茂樹(筑波技術大学) 2-3.ウェブベース遠隔文字通訳システム captiOnline 若月大輔(筑波技術大学) 3.文字通訳・手話通訳を含むオンライン配信事例 吉田未来(筑波技術大学) 4.音声認識の仕組みと活用のポイント 小林彰夫(筑波技術大学) 5.事例紹介 太田琢磨氏(愛媛大学アクセシビリティ推進室) |
企画2「コロナ禍から見える『学生との対話』のこれから ―コーディネーターと2年間を振り返って―」
対面でのコミュニケーションがしづらくなったコロナ禍において、聴覚障害学生とどのように向き合ってこられたのか、その実践をおうかがいし、学生の主体性と支援のあり方を考える座談会企画です。
形式: | 事前収録動画の配信 |
配信期間: | 2022年11月15日~2023年1月9日 |
司会: |
有海順子氏(山形大学) |
事例紹介: | 生野 茜氏(関西学院大学) 石原佳奈氏(関西学院大学) 辻井 美帆氏(京都大学) |
企画3「『つなげる』『つながる』を支援の力に―聴覚障害学生・支援学生にとっての支援活動とは、を聞く― 」
聴覚障害学生や支援学生のみなさんから、各大学の支援活動について紹介してもらい、あわせて、学生のみなさんにとって支援活動とはどのような意味を持つのか、どのような思いを抱えながら活動に向き合っているのか、など、その「思い」を聞かせていただく企画です。
形式: | リアルタイム配信ならびにアーカイブ配信 |
配信期間: | 2022年12月23日(金)16時30分~18時 ※同日18時10分~19時00分にクロージングセレモニーならびに「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022」表彰式を実施 |
聞き手: |
小栗孝明氏(文部科学省 高等教育局 学生支援課 課長補佐) |
司会: |
白澤麻弓(筑波技術大学/PEPNet-Japan事務局長) |
発表者 |
愛知教育大学のみなさん |
クロージングセレモニーおよび「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022」表彰式
本シンポジウムのクロージングセレモニーならびに「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022」表彰式を以下の日程で行ないます。企画3「『つなげる』『つながる』を支援の力に―聴覚障害学生・支援学生にとっての支援活動とは、を聞く― 」終了後、すぐに行ないますので、ぜひ続けてご覧ください。
形式: | リアルタイム配信(アーカイブ配信はありません) |
配信期間: | 2022年12月23日(金)18時10分~19時 ※同日16時30分~18時00分に企画3「『つなげる』『つながる』を支援の力に―聴覚障害学生・支援学生にとっての支援活動とは、を聞く― 」が実施されます |
表彰プレゼンテーター: |
藤吉尚之氏(文部科学省 高等教育局 学生支援課 課長) |
司会: |
白澤麻弓(筑波技術大学/PEPNet-Japan事務局長) |
参加型企画
聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022「届けよう あなたの想い 川柳で」
本企画では、日々の聴覚障害学生支援の中で感じる想いや大切にしていること、支援を通して経験する様々なこと等を川柳に込めてご応募いただきます。参加者同士で作品を共有し投票を行うことで、大学間や参加者同士で「支援をつなぐ、支援でつながる」きっかけとしていただけたら幸いです。
【応募締切:2022年10月26日(水)】※締め切りました
結果発表はクロージングセレモニーおよび「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022」表彰式にて行ないます。
作品一覧などの詳細は 「聴覚障害学生支援に関する実践事例コンテスト2022」のページからご覧下さい。
チラシダウンロード
本シンポジウムのチラシを以下からダウンロードできます。