ノートテイカー指導者養成講座

2006年9月24日、東京の日本財団ビルを中心にノートテイカー指導者養成講座を開講しました。全体で約130名が参加し、「ノートテイカー養成の手引き」をもとに進められる講座の内容に、熱心に耳を傾けていました。
当日は、筑波技術大学コミュニケーション支援研究グループ(代表:内藤一郎氏)の協力により、東京会場(日本財団)で行われている講義の様子がテレビ会議システムを用いて同志社大学、愛媛大学、金沢大学の3会場に配信され、合計4会場での多地点同時開催となりました。いずれの会場でも、インターネットを介して送られてくる映像に参加者の視線が釘付けとなり、テクノロジーの進歩と充実した講座の内容にとても感激されていました。
情報保障としては手話通訳およびパソコンによる文字通訳が行われましたが、いずれも遠隔による支援で、手話通訳は筑波技術大学に設置されたスタジオより配信、文字通訳は東京会場にてタイピングされた文字を各会場に配信されていました。

東京会場(日本財団)

東京会場の様子(講師と手話通訳)
東京会場の様子(全体:講師側)
東京会場の様子(全体:会場側)

70人程度の参加者が集まった東京会場。ここで行われている講座の様子が各地の大学に配信された。手話通訳は筑波技術大学スタジオから配信された映像。

東多地点配信会場

同志社会場の様子(全体:講師側)
金沢会場の様子(全体:講師側)
愛媛会場の様子(全体:会場側)

正面にスクリーンが3枚並べられており、左から東京にてタイピングされた文字通訳映像、講師+パワーポイント映像、筑波技術大学スタジオから配信されている手話通訳映像が映し出されている。

筑波技術大学スタジオ

筑波技術大学スタジオの様子(手話通訳者)
筑波技術大学スタジオの様子(全景)
筑波技術大学スタジオの様子(通訳者用モニタ)

手話通訳者の前には講師やパワーポイント、文字通訳、各会場の参加者の様子が映し出されており、これらの情報を得ながら通訳を行っている。

筑波技術大学コミュニケーション支援研究グループ

支援グループトップページの画像

テレビ会議システムを用いた遠隔情報保障を中心に、聴覚障害者のコミュニケーション支援を行っている研究グループ。今回の指導者養成講座では、研究代表者の内藤先生はじめ多くの方々のご協力をいただきました。
→筑波技術大学コミュニケーション支援研究グループ

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